「ちょっと勇気のいる挑戦」を常態とすること
(本日のお話 1966字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は引き続き、
茨城の妻の実家にて。
*
さて、早速ですが本日のお話です。
お盆休みの最中、
この半年を振り返って、
色んな変化があったなあ、
と感じております。
そしてその変化は
言うまでもなく私だけが
感じているものではなく、
変化をし続けないと
生き残っていけないなという
健全なる危機感を覚えている方も、
私同様思っている方もいるのでは
もしかすると私だけではないのかも、
と思ったり。
ということで今日は、
「危機意識と挑戦」というテーマで
思うところをお伝えできればと思います。
タイトルは、
【「ちょっと勇気のいる挑戦」を常態とすること】
それでは、どうぞ。
■誰もが知っている超有名すぎる名言。
”最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である”
そう語ったのは
イギリスの自然科学者 ダーヴィンでした。
■この言葉、変化が目に見えてわかる
今のような現状だと、特に身にしみます。
仕事の上でも
全く同じだよな、と。
研修業界でも
コロナ禍に対応するこの
半年の変化を振り返って
・研修のオンライン化
・オンライン研修の勉強会
・営業活動の在宅化
・人とディスカッションをする機会の減少
など目に見えて変化がありました。
見えないところで、
「オンライン苦手なんです」
という研修講師と、
「オンライン勉強しまくっています、
どんどん任せて下さい」
というスタンスの講師では、
”仕事を任される確率”が変わってきました。
■また、この巣ごもり対応で、
一気に
YouTube
twitter
note
などのソーシャルメディアから
自分のコミュニティーを作ろうと
手数を打ち、新たなスキルと人の繋がりを
獲得した方もいました。
■そんな中で恐ろしいな、と思うのが
「なんとなく世の中に合わせていると
自分では気づかないうちに、
だんだんと取り残されてしまう」
ことになっていること。
思うに、人は社会の中の
関係性で生きているものですから、
”自分が必要とされ、
周りや社会に役に立っている感覚”や
”日々自分が新しく成長をしている実感”
というのは、お金や報酬以上に
自分の人生に喜びや活力を
与えてくれるものだと思います。
■しかし、世の中は
どんどん変わっていきます。
しかも、その変化の速度は
目に見えて早くなっている。
そう、まさしく今がそう。
その中で、
もし自分が世の中の変化に対して
その歩調に合わせて変化しているだけなら、
それはただ、
”変化に引っ張られて
強制的に変わらされている”
だけであり、
厳しく言えば、
自分の実態としては変化をしていない、
わけであり、
『自分自身の競争力は、
相対的に高められていない』
ということになります。
先述のこの変化の中で、
ガンガン挑戦しまくっている人と比べると
圧倒的な差がついている、
とも言えるのでしょう。
■そしてそれは、
自分自身のキャリアにおいて
稼ぎ続ける(価値を創出し続ける)点において、
先述のように社会の一部として
より必要とされ、力を尽くすという視点において
”黄色信号”が灯っているのかもしれない、
と思うのです。
■ちょっと悲観的な考え方のようですが、
「最悪を想定して最善を尽くす」
ことはとても大事だと思っています。
というのも、先日
『世界「倒産」図鑑 波乱万丈25社でわかる失敗の理由』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0824F9XXW/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_mqQmFbYT8G9E1
という本を読み、
コダック、エンロン、ワールドコム、
山一證券、トイザらス、、、
世界の名だたる大企業が
ある時を境に瞬く間に、坂道を転がり落ちるように
あっという間に潰れていき、
そしてその従業員が解雇される様子は
ある日突然来ることを学びました。
そしてそれは、
”破壊的な変化”
(アナログ→デジタル)
(リアル店舗→オンライン店舗など)
がある時に起こっていました。
そんな歴史を見ると、
「いつ何時、自分が外界に放り出されても、
立ち上がれる能力を身につける」
というのは極めて重要な力である、
私はそのように感じております。
■では、「最悪を想定して最善を尽くす」ために、
どんなスタンスが大切なのでしょうか。
それは、
『「ちょっと勇気のいる挑戦」を常態とすること』
である、
そのように考えております。
■”ちょっと勇気のいる挑戦”を
常にし続けるということは、
自らを、自らの手によって
陳腐化させていく、
ということです。
同じことをやっていると飽きる。
このままじゃダメだという感覚を、
自分に持たせていく。
周りの変化にひっぱられ
変化を”させられる”ではなく、
「(世の中の変化に加えて)
自分の手足で新しいことをし続ける」
ことで、それは自分自身がマラソンの
先頭集団に立とうとする宣言になる、
とも思うわけです。
先頭集団とまではいわなくとも、
マラソンの集団の中で、ジリジリと
ペースをあげて前に進もうとする、
そんな行動に近いです。
■ちょっとした勇気や、
継続の努力が必要なことを、
常にやり続ける。
それを、自らの常態としていくこと。
そうすると、
”変化し続ける”
がデフォルトとなり、
少しずつ、自分の巡航速度も
高まっていくはず。
■私も日々メルマガを書いて
感じる大きなメリットの1つは、
何か挑戦をした1日と、
なんとなく過ごした1日は、
メルマガを書いていて
明らかにわかることです。
そして、
大したことが書けなかった1日は、
特に自分の心を震わせられていない
自分に気付きがなかった1日である、
ということになり、
成長がなかった1日だった、
と思えて、少し危機意識が高まります。
■もちろん、成長だけが
全てではないことは承知です。
しかし他方、
人はそれぞれが持つ可能性を大いに発揮し、
できないことができるようになったとき、
そして、それで人の役に立てたとき
やっぱり喜びを感じるものではないか、
と私は思います。
かつそれは、自分の将来への
安心感を高めるのであれば、
「(挑戦を)やらない理由がない」
言えるのではないでしょうか。
だから、
「自分が挑戦し、成長し続ける」
というのは、自分の未来を担保しつつ、
社会の一翼の担い手として活躍する
とても大切な基礎力である、
と思っています。
■ゆえに、改めて、
私を含め、こう問いたいのです。
『「ちょっと勇気のいる挑戦」を常態としているだろうか?』
、、、と。
新しいこと。
ちょっとドキドキすること。
少しだけプレッシャーを感じること。
でも、少しワクワクもすること。
それを毎日とは言わず、
毎週1回でも、毎月1回でよいから
少しずつ組み込んでいく。
そして、自分ができない、
でもやってみたいことを
大人になった今だからこそ少しずつ
増やしていく。
結果が予測できる挑戦ではなく、
未知の挑戦をしていくこと。
それが自分の可能性を拡げる
習慣でありスタンスなのだろう、
そのように思う次第です。
挑戦してまいりましょう!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
今日では世の中の動きがあまりに早すぎて、
出来ないという言葉はそれを為す人によって
中断される。
ラルフ・ワルド・エマーソン
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