「自らの姿を直視する機会」が、圧倒的発見と成長をもたらしてくれる
(本日のお話 1716字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日金曜日は、2件のアポイント。
ならびに、システムコーチングの勉強会。
その他、夜は10キロのランニング。
やっぱり、運動はいいですね!
*
さて、早速ですが本日のお話です。
先日のシステムコーチングの勉強会で、
「自分のコーチングの映像を見る」体験を行いました。
その話から、
「自らの姿を直視すること」
について皆様に、学びと気づきを
ご共有させていただければと思います。
タイトルは、
【「自らの姿を直視する機会」が、圧倒的発見と成長をもたらしてくれる】
それでは、どうぞ。
■先日のシステムコーチングの勉強会。
自分のコーチの先輩の方と、
私が自分自身を撮影した
コーチングのセッションの映像を見ながら、
”自分のコーチングの
良かった点&更に改善できる点”
などをディスカッションし、
かつ評価もし、話し合いする
という時間がありました。
■正直な話、
自分が写っている映像を見るだけでも
抵抗感があるのに、
「自分がコーチングをしている様子を
自分で撮影して、コーチとビデオで見返して、
良い点・改善点を話し合う」
というのは、何回やっても
やっぱり抵抗感があるものです(汗)
■自分の声や表情も映像でみると
何だか違和感を覚えたりしますが、
自分がコーチングをしている映像を
客観的に見ると表情・声等以外にも
質問の内容も、
間の取り方も、
ユーモアのはさみ方も、
想像とぜんぜん違うことがわかり、
驚いてしまう(愕然とする)ばかり。
■しかし、よく言うように、
自分の姿は自分で見ることができません。
ゆえに、殆どすべての人は
”自分のことを(映像として)
客観的に見つめる時間”
というのは、殆ど
持っていないのではないか、と思うわけです。
しかしながら、
「自分の現状を直視し、
現状と理想の状況とのギャップを
目を背けず見つめること」
というのは、見方を変えれば、
『自分の成長に期待する
勇気ある時間』
であるとも思うのです。
(というか思いたい)
■そして実際、自分の姿を見ることは、
実力を高める上でとてもパワフルで
効果的な方法なのです。
それがコーチングだけではなく
・営業のプレゼンをしている姿、
・講師をしている姿、
・部下の話の聞いている姿
など、なんでも良い。
客観的に映像を撮ってみると、
「予想以上に、
自分が意図していた行動と
違って他者からは見えている」
という事実に愕然とするはずです。
■例えば、私の例では、
・ハキハキわかりやすく伝えているつもりが、
早口で何をいっているかわからない、
とか
・柔らかい空気を出そうとしたつもりが、
笑いながら話していて何を言っているかわからない、
というのがあって、
これまでもこっ恥ずかしく思うことがありましたし、
同時に、別のクライアントの方では、
・表情豊かに聞いているつもりが、
実際は、眉間に凄くシワをよせて聞いている、
とか
・うなづきながら同じ目線で聞いているつもりが、
腕を組んで、見下ろすように聞いている、
などというように、
『自分では全く意図していない印象が、
相手に伝わっている』
という事が起こっているものです。
そしてそれは、いくら言われても
自分の目で距離をリアルに見てみないと、
やっぱりわからないのです。
■大体の場合、
多くの他者から言われることは、
自分の印象を正しく表しています。
もし何度も何度も言われているとしたら、
間違いなく自分の特徴でしょう。
でも、自分ではその感覚がない。
自分のことを客観的に見る場面もない。
ゆえに、気づくことができないのです。
■もし自分のことを客観的に見つめる
究極の方法があるとしたら
上記でお伝えしたような、
『勇気を持って、自分の姿を直視する機会』
(=映像や音声など)
を意識的に設けること、
これに尽きます。
まさしく”百聞は一見に如かず”の言葉通り。
一度自分の姿を見ると、
そのインパクトの大きさは
計り知れないものがあるのです。
■ゆえに、
自分がお山の対象ではなく、
実際にその道で自らの未来にとって、
そしてクライアントにとって役に立てるように
プロとしての道を進まんとするのであれば、
「自分のことを(映像など含めて)
客観的に見つめること」
この行為が重要になってくるのだろう、
(特に誰かに伝えるという仕事の場合)
そんなことを思った次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
明日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
人が変わるには、
自分についての意識を変える事が必要だ。
アブラハム・マズロー(米国の心理学者/1908-1970)
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