今週の一冊『あたえる人があたえられる』
(本日のお話 2200字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日土曜日は、区で開催している
とある家族イベントへ参加。
その後、研修プログラムの作成と読書、
夜からは打ち合わせが1件でした。
この3週間は、色々と重なり
ひたすら仕事をしておりますが、
こういった機会があるのもありがたいこと。
(なんて思いながら、
変わらず働いていた週末でしたw)
*
さて、本日のお話です。
毎週日曜日は、お勧めの一冊をご紹介する、
今週の一冊のコーナー。
それでは早速まいりましょう。
今週の一冊は、
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『あたえる人があたえられる』
(著:ボブ・バーグ)
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です。
■頭ではわかっているけれど、
なかなかできないこと。
その一つが、
「自分が欲しいものを、
まず”人に与える”」
ではないでしょうか。
■本能と理性が、
葛藤を起こすことであり、
しかし与えることが与えられるというのは、
世の原則(と思われること)の1つでも
あるように感じられます。
私(紀藤)は特定の信仰が
あるわけではないですが、
”与えなさい。そうすれば、
自分も与えられます。”
という言葉が聖書にあるように、
何か意味があるんだろうな、
と思ったりもします。
(というか、間違いなくそうだろう
と思っております)
■実際、自分の僅かな経験を振り返っても、
全然見返りを考えず、
「ただその人にとって
純粋に良さそうだから」
ということで、
どんどん紹介をしたり
人を繋いだり、メリットになることをしていると
(ポイントは自分も楽しみながらしていること)
不思議なところで
思わぬリターンがあったりして、
「ああ、与えていくことは
自らの喜びであると同時に、
自分にも返ってくるものなのだな」
ということを、
少しずつ確信めいた感覚として
得てきた今日この頃です。
■では、
「どんどん与えていけば
いいじゃないか」
と思いそうですが、
一方、別の気持ちも沸き起こるわけです。
*
例えば、「お金」などは顕著。
まず与えよ、ということで、
寄付や支援をすればよいかいうと、
同時に自分も必要なわけです。
大富豪ならともかく、
そういうわけではない一般人の
自分からすると
「、、、とはいっても、
リスクに備えて貯金しないとなあ」
「贅沢は必要ないけど、
急に倒れても家族が困らないように
しておかないとな」
「親の老後も考えないと」
と考えるのも普通ですし、
そう考えると
「与える者は与えられる」
と何でもかんでも、
大盤振る舞いとはいかないものです。
(、、、と思いますが
いかがでしょうか)
■別に贅沢がしたいわけではない。
かといって、万全なる
余裕があるわけでもない。
その中で
”与えることが与えられる”
的な発想を考えたときに、
はて、どう考えるのがよいのか…?
、、、などと真面目にも考えていた時に、
手にとった本がこの本でした。
今後自分の人生戦略として、
(ちょっと偉そうですが)
「与えること」
をどのように組み込み、
どのように考えていくのか、
その答えを探したいと思ったのでした。
■、、、と、個人的な前置きが、
長くなってしまいましたが(汗)
結論、この書籍は、実に良いです。
素敵な読了感のある本です。
特に、
『”与えること”が人生を豊かにする』
という感覚を、
ある一人の男性の物語を通じて、
追体験をできるような短いフィクションの
小説仕立てになっていて気持ちが良い。
話のストーリーとしてはこんなお話です。
主人公は生命保険会社の営業で、
野心家である一方、成果が出ておらず、
困り果てているときにある出来事が起こる…
というエピソード。
王道ですが、
王道だからいいのです。
(以下本の紹介より)
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ー「Get」から「Give」へ
本物の成功者に共通する5つの法則とは?ー
世界20カ国以上で愛読される名著
ノルマ達成が危うくなったジョーは、起死回生の策として、
「伝説のコンサルタント」と呼ばれる謎の大物にいきなり面会を申し込む。
すると相手は意外にもすんなり了承し、
さらには、とてつもない成功を収める秘訣まで教えてくれるという…
いたってシンプルなこの物語が、
世界中のビジネスパーソンの心をつかみつづけるのはなぜか?
すがすがしく満ち足りた読後感にいざなう、現代人への贈り物。
※引用:『あたえる人があたえられる』 内容(「BOOK」データベースより)
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■そして、この本では、
主人公が1週間で、
いわゆる”成功者”に出会っていきます。
その中で彼は
一つ一つ「与えること」についての
法則のようなものを得ていきます。
そして、その五つの法則が、
読んでいて実にエネルギーを感じて、
現実もこうなのであろうし、
ぜひ大事にしたいな、と
感じさせられるのです。
■その五つの法則とは、
このような内容です。
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<五つの法則>
■第一の法則「価値の法則」
あなたの本当の価値は、どれだけ多く、
受け取る以上のものを与えるかによって決まる。
■第二の法則「収入の法則」
あなたの収入は、あなたがどれだけ多くの人に、
どれだけ奉仕するかによって決まる。
■第三の法則「影響力の法則」
あなたの影響力は、あなたがどれだけ相手の利益を
優先するかによって決まる。
■第四の法則「本物の法則」
あなたが人に与えることができるもっとも価値ある贈り物は、
あなた自信である。
■第五の法則「受容の法則」
効果的に与える秘訣は、心を開いて受け取ることにある。
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とのこと。
なぜ、この五つなのかを知りたい方は、
ぜひ著書を読んでみてください。
短く、すぐに読める話ですが
大切なことを思い出させられる、
そんな感覚を覚えることでしょう。
世の原理原則は、
理屈だけで説明できない何かがある、
そんなことに改めて思い馳せております。
もっともっと、
与える人になりたいものです。
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<今週の一冊>
『あたえる人があたえられる』
(著:ボブ・バーグ)
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