メールマガジン バックナンバー

2506号 2020年12月31日

「自分に優しい、未来に繋がる休みの時間」の使い方

(本日のお話 1997字/読了時間3分)


■こんにちは。紀藤です。

本日は大晦日ですね!

皆さまにとって、2020年は
どんな一年でしたでしょうか。

このような年末年始のお休みは
自分を振り返る良い機会になるな、と感じます。
新しい1年の始まり、心躍りますね。



ちなみに私、本日の大晦日は
朝8:30〜11:00過ぎにて
勉強会を開催しておりました。

1ヶ月ほど前からやっている

【大学院受験プロジェクト】
「人材開発・組織開発のプロになるための16冊」を学ぼう!の会
https://forms.gle/fLySpASvk6WzY5DMA
の「大晦日・特別版」とのことで、
サラリとご案内をしてみて、

「大晦日の朝から人が集まるのだろうか…?」

と思っていたところ
なんと7名もの奇特な方(褒め言葉です笑)に
お集まりいただいたのでした。

そして、

『企業内人材育成入門』(編著:中原淳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4478440557/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_TVz7FbPXW6PSZ

を題材本として、
私から解説をしつつ、
皆でディスカッションをさせていただいたのでした。

(改めてお集まりいただきました皆さま、
誠にありがとうございました!)



さて、それに繋げつつ、
本日のお話です。

今年は年末年始のお休みを、
それぞれご自宅で過ごされる方も
例年より多いと耳にします。

そんな中、
「未来に繋がる休みの過ごし方ってあるよなあ」
と今日の朝、勉強会をしつつ
思うところがありました。

今日はそのお話を、個人的思い出ではありますが
皆さまにご共有させていただければと思います。


タイトルは、


【「自分に優しい、未来に繋がる休みの時間」の使い方】


それでは、どうぞ。



■1ヶ月と少し前から始めた、

【大学院受験プロジェクト】
「人材開発・組織開発のプロになるための16冊」を学ぼう!の会。
https://forms.gle/fLySpASvk6WzY5DMA


2021年の目標として
大学院に入ることを掲げました。

人材開発・組織開発を
理論的にももう一度学びなおしたい、
理論的な実践家を目指してみたい、

というのが受験のきっかけです。



■その一環で、メルマガでも
ご案内させていただいておりますが、
上記の勉強会を定期的に開催し、現在第6回目。

当初の勉強会の計画では

”人材開発・組織開発の分野の教授が勧める16冊を
『毎週一冊ずつ』、紀藤が読み、解説していく”

という内容ではじめました。

しかし開始をして、気付きます。

当然ながら400ページにわたって
本気で書かれている本。

2時間やそこらで
解説できるはずもない、、、
ということを(汗)



■結局、毎週1冊どころか、

3週に渡って1冊の本を解説する
前編・中編・後編の三部作
みたいになっており、

2月の受験ですが、対して、

「4冊目/16冊中」

という予定より
遥かに遅れたペースで
勉強会が進んでいるのでした。


■ゆえに、

「あ!今年は年末年始、
特別勉強会をしてみようかな」

なんて思いついたので

「大晦日の朝、勉強会を開催します」

とお声掛けさせていただいたところ、
7名もの方が朝からお集まり頂いたのでした。

(1名はなんとフランスから。笑)



■休みの時間の使い方など、
人それぞれですので、いい悪いなどありません。

また家庭の事情、お仕事の事情、
その他諸々の事情などを含めて、
自分の時間が取れる人も限られているでしょう。

、、、なので、誤解なきようお伝えすると
勉強会に参加することが
凄いとか偉いなどは思いません。

とはいえ、
空いた余剰時間があるとき、

普段お仕事に尽力されており
年末年始をゆっくり過ごしたいであろう中で、

”大晦日の朝8:30から勉強会に参加する”

という休みの過ごし方は、
やっぱり希少種(失礼)なのかも、、、

と愛情と尊敬を込めて思ったのも
事実でございます。



■そんな中、ご参加頂いた方に、

「なぜ大晦日に、ご参加頂いたのか?」

聞いて、コメントを頂く中で、
お越しいただいた方のお話が印象に残りました。

参加の理由としては、
「今後の参考になるし、学びたいと思った」

「これからの1年間の道を考える整理をしようと思った」

「来年からの仕事に関連するので、良い形でつなげたいと思った」

などなどが理由として挙げられて、
そのお話を伺っていると、

『皆さん、主語が「未来の自分」である』

ことに気づいたのでした。



■そのお話を聞きながら、
少し前に、先輩経営者から
こんなことを言われたことを思い出しました。

それは、私が
「大学院を受験しようと思っているんです」
といった時に、


「へー、いいね。
”自分に優しい”よね!」

と言われて、
え、なぜ優しいのですか?
と聞いた時に、

「学びとか自分への投資って、
”未来の自分に優しい”ことだよね」

と返されたのでした。

たしかにその通りだな…と
実に納得をしたのでした。



■しばしば、

「休みなのに勉強などして、大変ですよね」
「追い込みますよね」

など言われることもありますが、
そんなことはないのです。

その先輩風に言えば、
”自分に優しい”ことをしております。

あと、個人的な価値観では、
みかんとこたつとお菓子で、
惰眠に耽ってしまった年末年始のほうが、
ずっと罪悪感を覚えてしまうタイプです。

私はアイドルグループの解散より、
自分と身近な周りの人の未来のほうが、
ずっと興味があります。



■あくまでもこれらは
価値観の話になりますが、

こういったまとまった休みがあり、
普段できないことに向き合えるときだからこそ、
できることはままあるものです。

ゆえに、こんなときだからこそ、
勉強会の参加、は一つの例としても、


【 「自分に優しい、未来に繋がる休みの時間」の過ごし方 】

(学び、大切な人との時間、
1年の計画、心躍る趣味など)


をすることが、

実は満足感、幸福度が
高い時間の使い方なのかもな、
そんなことを思った次第です。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。

皆さま、良いお年をお過ごしくださいませ!


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<本日の名言>

いつも楽しく暮らすように心がければ、
外的環境から完全に、あるいはほとんど解放される。

スティーヴンソン(イギリスの小説家/1850-1894)

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