ダニ舌下錠によるアレルギー治療を始めて思う、”成長とは体質改善である”という話
(本日のお話 1774字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は4件のアポイント。
ならびに1件のオンラインセミナーでした。
夜はキックボクシングジムにてトレーニング。
*
さて、早速ですが本日のお話です。
私ごとですが、最近とある
アレルギーの治療法を開始しました。
その開始をしながら、諸々感じること
思うことがございましたので、
本日はその体験からの学び・気付きを
皆様にご共有させていただければと思います。
タイトルは、
【ダニ舌下錠によるアレルギー治療を始めて思う、”成長とは体質改善である”という話】
それでは、どうぞ。
■皆様の中で「花粉症」にお悩みの方、
いらっしゃるのではないかと思います。
暖かくなってくると、
次第に悩まされますよね。。。(汗)
私(紀藤)の場合ですが、
昔からアレルギー体質により
鼻炎・皮膚炎・喘息と3セットで
悩まされ続けてきておりました。(とほほ)
■特に、鼻炎は年中あり、
人前で鼻をかんでいると
「花粉症ですか?」
「いえ、慢性のアレルギー性鼻炎です」
なんてやり取りを繰り返し続けてまいりました。
と、そんな背景を耳鼻科にいって説明すると、
耳鼻科の先生から、
「”アレルギー免疫療法”、
試してみてもいいかもですね」
と提案を受けたのでした。
■ちなみに”アレルギー免疫療法”とは、何か?
こんな治療方法です。
1,アレルゲン(ダニとか花粉とか)を
継続的に摂取し続ける
2,ちなみに期間は約3年間
3,体がアレルゲンに慣れることで
アレルギー反応が軽減される (8割改善、2割完治。2割変化なし)
という治療法です。
(2割は変化なし、、というのが ちょっと怖いですが)
■医師曰く、
「3年っていうと長く感じますが、
まあ、点鼻薬を毎日やるのと
そんなに変わらないですからね」
と言われて、
まあ確かにそうか、と感じ、
始めることにしたのでした。
■ちなみに、最初の1週間は「ダニエキス3300JAU」を飲みます。
ちなみに、「1JAU」というのがアレルギー反応を示す単位だそうで、要はダニ3300匹分(!)というイメージだそう。
その後は約3倍にして、ダニエキス10,000JAUの錠剤を
ひたすら毎日飲み続けます。
飲んだ直後は、アレルギー反応により
喉がむず痒くなる感じがします。
しかし飲み続けると不思議なもので、
だんだんと慣れてきます。
と、そんなプロセスで
アレルギー免疫療法を開始しているのでした。
■この治療をしながら、
この治療の体験を、
少し抽象度を高めて”学び”として考えてみました。
その中で思ったこと。それは、
『成長とは、”体質改善”のようなものである』
という話でした。
■最初、私の体は
ダニ・エキス(3300JAU)を飲んだら、アレルギー反応を示しました。
ただ、それに慣れてくると、
別に喉の痒みもなくなってきます。
しかし、その段階で”刺激”を強めて
ダニ・エキス(10,000JAU)を投入すると、
また喉の痒みが出てきました。
ですが、そのダニエキス(10,000JAU)もまた、
継続的に取り入れていると「日常」となり、
それくらいの刺激では体は反応しなくわけです。
■これって、
「まさしく、人生における
あらゆる経験もそうだよな」
とふと思います。
*
例えば、私も起業後、
「研修」に初めて登壇したときは、
「何十人もの人の視線にさらされて、
足と声のガクブルが抑えられなかった」
記憶があります。
それはまるで、初めてダニ・エキス3300JAUを
投入した際の喉のよう。
アナフィラキシー・ショックで命に関わるほどにはならないものの、
体の免疫反応のように、その体験が
日常ではない”異物”として反応していたわけです。
■しかし、そんな中でも継続的に
そんな”場(異物)”に触れ続ける。
つまり研修の場に立ち続ける。すると、どうなるか。
それは「日常のこと」となり、
何ら緊張しなくなるのです。
むしろ、もっと
大きな刺激物が欲しくなる(!)。
(これはダニ・エキスと違うところですね)
刺激物とは、私たちの人生で置き換えるならば、
「挑戦」
であり、とれば取るほど、不思議な達成感と高揚感も得られるので、
ある意味、クセになるのです。
■アレルギー免疫療法が、
”刺激”を与え続けることで体を慣れさせ、
免疫を作っていくプロセスのように、
私たちはあらゆる経験に”慣れる”ことができます。
そう考えると、たとえ始める前は、
「そんなの無理だよ。
足が震えちゃうよ」
と思うことだったとしても、
果敢に取り入れ続けることで、
いずれそれが自分にとっての当たり前
となるのでしょう。
■そうやってハードルを上げ続け、
難しかったことに慣れ、
「自分にとっての当たり前」
を拡げていくプロセスを、人は「成長」と呼ぶのかもしれません。
それは、
・学びなら「本を読む量」だったり
・営業なら「アポイントの数」だったり
・健康なら「腕立て伏せの数」だったり、
様々でしょう。
それら「当たり前の基準値」を高め、
それに慣れさせ、伸長させ続けていくことが、
”自らが成長していくというプロセス”
なのだろう、と思った次第。
ゆえに、
『成長とは、”体質改善”のようなものである』(=厳密に言えば、体質変容)
だなあ、と感じております。
とにもかくにも”慣れること”ですね。
慣れれば何でも出来ます(きっと!)。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
人間はなににでもなれる動物であり、どんなことにも慣れる存在である。
ドストエフスキー
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