コミュニケーションを増やすと、「コンテクストの理解」が生まれてくる
(本日のお話 1023字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は1件のアポイント。
その他、研修の準備など。
また、改めてご報告いたしますが
個人的に大きな出来事が本日ありました。
一つの転機になることは間違いなく、
改めて頑張ろう、と思った次第です。
*
さて、本日のお話です。
今日はシンプルな話ではありますが、
「コミュニケーションの大切さ」について
皆様にご共有させていただければと思います。
タイトルは、
【コミュニケーションを増やすと、「コンテクストの理解」が生まれてくる】
それでは、どうぞ。
■チームコーチングで
組織やチームに携わらせて頂く際に、
しばしば頂くコメントが
「コミュニケーションがよくなり、
仕事も効率的になった」
という話があります。
※組織とチームの関係性を良くする「チームコーチング」
↓↓
https://www.c-courage.co.jp/service/team-coaching/
■これまでも決して
関係が悪いわけではなくとも
チームコーチングを通じて
更に対話を多く重ねていくと、
・それぞれが大事にしている価値観
・普段語らない不安や怖れ、願い
・仕事におけるこだわり
などが明らかになっていく。
そうすると
何が起こるかと言うと、
『コンテクスト(文脈)の理解』
がチームなどの関係性の中で
生まれてくるのです。
■”コンテクスト”とは、
「言外のニュアンス」とも
言いかえられるもの。
例えば、
「◯◯さんだったら、
ここまで踏み込んで言っても問題ないだろう」
とか
「△△さんだったら、もう少し丁寧に
このあたりまで伝えておいたほうがよさそうだ」
とか
「今のチームの現状だったら、
自分がこういう動きをしたほうがいいだろう」
みたいな話。
これを知っていると、
『空気を”正しく”読んで、無駄なく、無理なく、
効果的なコミュニケーションが取れる』
わけです。
それが「コンテクストを理解している」ということです。
■逆に理解していないのは、
必要な時にしか話さない関係などで
よく起こります。
その場の要件だけを話をする。
それは一見効率的なように
見えるものの、実際は、
「この人は何を考えているんだろう?」
「これを言ったら怒るだろうか?
気を悪くするだろうか、、、」
「このお願い聞いてくれるだろうか、、、」
という配慮という名の杞憂、遠慮のため、
対話に必要以上に時間がかかり、
むしろ職場の効率性、生産性を下げている、
ということはままあるもの。
■ゆえに、コミュニケーションとは、
功利的な理由でも重要ですし、
そのためには、
”「真面目な雑談」のごとき
その人の人となりがわかるような
『コミュニケーションの土台』を作ること”
こそが
仕事のチーム上でも、
あるいはプライベートの関係性で
「コンテクストの理解」を促し、
日常的な対話の効率性・効果性を高め、
ひいては生産性まで高める、
そのような機能が、
「コミュニケーション」には存在しているということを、
改めて認識する事が重要であろう、
そんなことを思った次第です。
ということで、本日は短めに。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
友たるものは、推察と沈黙に
熟達した者でなければならない。
ニーチェ(ドイツの哲学者/1844-1900)
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