「価値観の違い」によるモヤっと感は、自分の軸を見つめる機会である
(本日のお話 1663字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は終日、某企業の上司向けOJT研修。
その他夕方から2件のアポイントでした。
さて、大学院受験まで14日。
あと2週間です。
一方、仕事も詰まってきており、
いかに時間を捻出するのか考えどころ。
自分の器の小ささを感じることも多いですが、
できることを一つずつ実行しようと思います。
頑張りどころ!
*
さて、本日のお話です。
最近、立て続けに「価値観の違い」を感じ、
自分の内側を考える機会がありました。
今日はその体験から、学びと気付きを
皆さまにご共有させていただければと思います。
タイトルは、
【「価値観の違い」によるモヤっと感は、自分の軸を見つめる機会である】
それでは、どうぞ。
■先日、YouTubeで
「あおり運転のひどさ」
みたいな動画があがっていました。
それを見ると、
「車間距離を詰めたな!」とか
「運転の仕方が挑発しているんだよ!」とか、
妙な言いがかりから始まり
車から降りてものすごい剣幕で
怒りまくっている、、、
そしてそれに対して言い返し
更にエスカレート、、、(汗)
みたいな内容でした。
■「うわー、大変だ、、、
絶対巻き込まれたくない」
「こういう世界ってあるんだなあ。
さぞ生きづらいであろう」
、、、と思う一方、
「それぞれが、それぞれの価値観・正しさにこだわり
一歩も引こうとしない」
様子が感じられました。
■そしてこの動画を見ていて
ふと沸き上がってきた思いが、
”「自分の価値観にとらわれる」という意味では
自分も他人事ではないな”
という思いでした。
言い換えると、すなわち、
『「自分がこう」と思ったことは信じたいし、
そうでないものは否定したくなる』
という正直な気持ちでございます。
(相手に激昂したりはしませんけど汗)
■例えば、先日こんなことがありました。
経営者仲間の人と、
それぞれの仕事のスタンス、今後の戦略等について、
世間話がてら、話をする機会がありました。
小さいながら会社経営。
特に仕事がなくなると即自らに降りかかりますから、
会社の経営戦略も、自分の人生戦略も、
それぞれが 日々一生懸命考えています。
そしてその思考を巡らせた先に、
「今の自分はこの行動を選ぶ!」
という意志決定をしています。
■その意志決定には答えはなく、
ポリシーの違いのようなもの。
「まず稼ぐ。
自分が”その道のプロ”として名を馳せるんだ」
というポリシーもあれば、
「他者に真似できない
”ビジネスのシステム”を作るのだ」
というポリシーもある。
■それぞれに能力も違えば、
大事にしたい価値観も違う。
喜びやこだわりのポイントも
それぞれが違っているのです。
ゆえに、
・”スター選手”を目指すのか、
・”マルチプレイヤー”を目指すのか、
・”監督”を目指すのか、
いくつもの役割を持っていくことを選ぶのか。
そんな違いかもしれません。
■そして、そこにはそれぞれの正しさがのみがあります。
加えて複雑なのが、
100:0のような
わかりやすいものでもなく、
例えば上記の話で言えば、
スター選手への憧れ:マルチプレイヤーへの憧れ、
60:40
などはっきり割り切れない部分も
あったりするわけです。
なかった未来を想像する
、、、みたいなことです。
そこに加えて、自分の方向性を見直す
モラトリアム的な時期が重なったり、
ちょっと気になっているモヤモヤ感があると、
ますます
『「価値観の違い」によるモヤっと感 』
が生まれたりする、、、
そんな感覚を覚えたのでした。
■しかし、思うにそれは、
「『健全な』モヤっと感」
であると感じます。
モヤッとすると、
ちょっと居心地が悪いです。
ゆえにその居心地の悪さの招待をしり
スッキリしたいので、
「なぜモヤっとするのか?」を
自分に問うたりします。
■例えば、先日の私の思考であれば
こんな感じでした。
(1、内省による現状認識)
自分は今、道を決めている。
その方向に向けて舵を切ってはいる。
大学院もその一つ。歩みも進めている。それはいい。
(2,問い)
しかし、なぜ違った価値観に触れた時、
「そうなんですね」で流せないのか、
自分は揺らぐのだろうか…?
(3,気付き)
そこには、自分ができていないことを
堂々とやっている憧れがあるからモヤッとするのかも。
あるいは自分が大切にしたいことを
「大切でない」と言われて反抗する気持ちがあるのかも。
やっぱり自分は、本質を追求すること、
部分ではなく全体を見る視点を持ちたいこと、
これを大切にしたいのだ。
というイメージです。
■まるで、
安定して回っている「独楽」が、
「価値観の違いという刺激」により
バランスを崩すかのようです。
価値観の違いによる刺激で、
・本当に自分が得たいものはなにか?
・自分は何に本当は自信を持っていないのか?
・自分がやろうとしている、しかし恐れていることはなにか?
という問いがなげかけられ、
バランスを崩し、再度安定性を保つプロセスで、
自分がどこに軸を持っているか気付き、
軸を固め、どうしていきたいのか考える、
良ききっかけになる、そのように思います。
ゆえに、
【 「価値観の違い」によるモヤっと感は、
自分の軸を見つめる機会である 】
そのように思います。
居心地のよい人だけでなく、
他者の考えなども含め、
「自分の価値観・ポリシー、考え方を内省し、
自分の軸を獲得していくプロセス」
これを大切にしていきたいものだ、
そんな風に思った次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
ありのもままに見、
あるがままに行動出来る者を
勇者と呼ぶ。
チャールズ・キャロル・エバレット(米国の哲学者/1829-1900)
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