大学院受験を乗り越えるための「学びの3段階プロセス」
(本日のお話 1883字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日と本日は
終日ストレングスファインダー研修の
オンライン実施でございました。
2日間のオンライン研修は
あまり機会がなかったため、
私自身、多くの気付きがありました。
もっともっとオンラインの可能性を
引き出せるような気がします。
改めてご参加頂いた皆さま、
ありがとうございました!
また、大学院受験まで
あと1日となりました。
明日10時に受験開始。
これから明日の朝にかけて
今までの学びを振り返りたいと思います!
*
さて、本日のお話です。
大学院の受験勉強に際して、
難しさを感じております。
その理由を考えたときに、
「学びのプロセスは3段階あるな」
と持論ながら感じており、
そのステップに対して”まだまだ感”があるので、
こんなにも大学院受験が不安なのだな、、、
と感じているのでした。
今日はそのお話について学びと気づきを
皆さまにご共有させていただきたいと思います。
それでは早速まいりましょう!
タイトルは
【大学院受験を乗り越えるための「学びの3段階プロセス」】
それではどうぞ。
■最初にお詫びしておきます。
”大学院受験を乗り越えるための・・・”
などとタイトルを書いておりますが
そもそも私は大学院に受かってもおりませんし、
なんなら受験すら受けておりません。
ゆえに、今日のこの話は
「大学院受験に臨もうとする者が
学びの過程で思った体験記」
として認識いただけますと幸いです。
■さて、大学院受験のテストですが、
私が受験するものは
人材開発・組織開発の分野のものです。
ゆえに受験問題のサンプルでも、
「◯◯の文献を読んで
組織コミットメントの3つの要素から説明せよ」
みたいな問題が
紹介されていました。
■、、、なんだかシンプルな問いのようですが、
よくよく見てみると結構、難儀なのです。
これを解くためには、
以下3つの段階が必要だな、
と思いました。
まず、1つ目の段階は
【1,「要素を理解」すること】
が必要になります。
上記の話で言えば、
”組織コミットメント”という「要素」が
一体なにかを理解していないと
当然答えることはできません。
■そのためには、
「組織コミットメント」を
知っておく必要がありますし、
同時にそれは本で読むだけではなく、
【2,「要素を説明」できること】
のレベルが必要だと思われます。
というのも、
「なんとなく理解している」と
「説明できる」は次元が異なるから。
◯✕で答えることはできても、
記述式問題でその意味を問われると
難しく感じるように、
自分の言葉で答えられることは
やはりハードルが高いものであり、
一つ上の段階になると感じます。
■ただ読んで覚えられるのであれば
それほど良いことはありませんが、
少なくとも私の頭は
そんな高機能にできてはおりませんので、
自分で何度も説明したり、書き出す中で
少しずつ覚えていくしかないな、、、
ここに時間がかかって
苦戦をしてきた(いる)のでした。
■そして学びのプロセスの
最後の段階は、
【3,要素感のつながりを「体系的に説明」できる】
であるかと。
例えば、大学院受験の例では
おそらくこういう系の問題が想定されます。
(たぶん)
”「組織コミットメント」と
「モチベーション理論」の視点から
「コロナ化の人材育成の問題点」を論じよ”
、、、みたいな。
こうなると、更に複雑性が増します。
「要素」は当然知っているものとして、
「要素間のつながり」を問われるから、
わかっていないと意味不明です。
・「組織コミットメント」
・「モチベーション理論」
・「コロナ化の人材育成の問題点」
という3つの要素の中にあるパーツが
勝手な妄想ではなく、
事実ベースでのつながりを見出して
ストーリーをつくるためには
1,要素の正しい理解
2,要素の正しい説明
ができていないといけません。
そして、要素間のつながりについても
ぱぱっと頭の中に想起できなければ、
すぐに言語化することもできません。
■、、、なんてことを考えると、
【3,要素感のつながりを「体系的に説明」できる】
ことはめっちゃ難しいそ、これは、、、
と頭を抱えるのでした。
■私自身も学びを振り返ると、
1,要素の理解
2,要素の説明
はしてきましたが、
3,要素感のつながりを体系的に説明する
という言語化の練習はしていなかったと
感じております。
でもきっと大切なのは、
こういった要素間をつなげる
思考筋力のトレーニングなのでしょう。
■知識とは、単発で存在しているものではなく
様々なものが繋がり合っているものであるし
その複雑性を明快に語れるからこそ、
その分野の専門家であると
胸を張ることができるのであろう、
と感じております。
■「深く学ぶ」とは
ただ本を読んで、
その本を説明するだけではない。
その本と隣接するテーマも、
合わせて語れるようになり、
”体系的な知識群”
が揃っていることであると感じる今日この頃。
そういった複雑なことを、
瞬時に編み出して語れるよう、
相応の練習が必要であろうと思うし、
そのスキルを高めていきたいな、、、
と思ったのでした。
(受験1日前ですけど…)
■ということで「深く学ぶ」とは、
1,「要素を理解」する
2,「要素を説明」できる
3, 要素感のつながりを「体系的に説明」できる
という
【学びの3段階プロセス】
は一つあるのではなかろうか、、、と
大学院受験に臨む受験生のつぶやきとして
思った次第でございます。
■ということで
明日までもうひと頑張りしよう、
そんなことを思っている次第でございます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
知識は、われわれが天に飛翔する翼である。
ウィリアム・シェイクスピア(イギリスの劇作家/15641616)
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