大学院受験の成功につながった、ただ一つの行動
(本日のお話 2515字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日、大学院の合格を
メルマガやSNSでお伝えしたところ、
驚くほど多くの方から
お祝いのメッセージをいただきました。
本当にありがとうございます!
学びを皆さまに還元できるよう
メルマガでもリアルでも、
専門的な学びを、
これから発信していきたいと思います。
引き続き、よろしくお願いいたします。
*
さて本日のお話です。
「大学院受かった、受かった!」と
あんまりはしゃぎまわるのも
節操がない感じもしますが
まだ嬉しさの余韻があるのも本音です。
ということで、今一度締めくくりとして、
「大学院受験プロジェクトが
なぜうまく言ったのか?」
を改めて振り返ってみたいと思います。
タイトルは、
【大学院受験の成功につながった、ただ一つの行動】
それでは、どうぞ。
■これまでに自分を支えてくれた
名言・格言があります。
その中でも、
先輩経営者から教わった、
『渦を巻く』
という言葉は
自分の軸の一つになっています。。
■”渦を巻く”とは、何か。
その表現通り、
・自分が発起人となり何かを立ち上げる
・人を巻き込み、発信し、うねりを作る
それが「渦を巻く」ということです。
すると不思議なもので、
渦に引き込まれて縁や情報、
思わぬ偶然を引き寄せ、
予想もしない展開が
起こったりするのです。
■そして今回、
結果的に、大学院受験プロジェクトが上手く行った
(合格できた)理由を1つだけ挙げるならば、
それは間違いなく、
”『渦を巻いた』こと”
であったと断言できます。
この渦を巻くとは、
実にすごい力をもたらしてくれます。
このことについて、
大学院受験を紐付けて、
しばし語らせてくださいませ。
(ちょっとだけ調子に乗らせてください笑)
■今回の私のケースの場合、
”渦を巻いた”、最初のアクションは、
2020年11月23日 にお送りしたメルマガ、
【大学院受験プロジェクト】
「人材開発・組織開発のプロになるための16冊」を学ぼう!の会のお誘い
https://www.courage-sapuri.jp/backnumber/9694/
が始まりでした。
■ただの思いつきだったのです。
しかし、
「一人だと絶対勉強できない、、、」
ということは、
自分の先送り癖を見越していました。
ゆえに思いつきのアクションでしたが
その”渦を巻く”行動をしました。
■すると、結果論ですが、
大きく「3つの幸運の波」が
訪れたのです。
それは1つ以外は
予測もしていなかったことでした。
*
まず、1つ目の波。
『新しい方とのご縁が生まれたこと』
です。
参加者が平均20名近く、
メルマガを通じて集まっていただきました。
その中にはいつもお世話になっている方もいれば、
これまでご縁がなかった方もいました。
いずれにせよ、
参加をいただくことによって気合が入りましたし、
「新しいご縁」が紡がれました。
■そして、2つ目の波。
「『受験仲間』との出会い」
です。
同じ大学院を受験する仲間が、
偶然にもメルマガ経由で勉強会に参加してくれました。
正直、私は受験に対して、
戦略的な思考がありませんでした。
勢いと徒手空拳でいくところでした。
ただその受験仲間の方は
大変先を見越した考えを持たれており、
「試験に出そうなところはここっぽい」
「こういう対策をしたほうが良さそう」
と多くのアイデアをくれました。
そしてそのアイデアは
見事に筆記試験に適用できました。
この受験仲間との出会いがなかったら
今回の筆記試験は時間切れでアウトであったと思います。
■そして、最後の3つ目の波。
『現役の立教大学大学院生とのご縁』
です。
これは、まさかの展開でした。
受験仲間が、現役の、
私が受ける立教大学の一期生と
知り合いだったことから
「”大学院受験プロジェクト”なる勉強会を
やっている受験生がいる」
と伝わり、
参加したい!と現役の先輩の大学院生が
言ってくれたことから、
最後の3回ほどは、
私が目指す大学の大学院生が
勉強会に参加いただくという想像もしない
僥倖に恵まれました。
■加えて、その仲間のお一人が、
LINEの大学院生の一期生のグループ
(=教授の先生方も入っている)
に
「毎週、こんな勉強会をしている
受験生がいるんですよ」
とシェアをしてくれたそうで
まだ会ったこともない先生方から
「それはすごいですね。
よろしくお伝えください」
と伝言をいただく幸運にも恵まれました。
*
もちろん社交辞令でしょうが(笑)
その内容がもし先生方の記憶に
多少なりとも残っていたとしたならば
面接でも有利に働いたのかもしれません。
■つまり、まとめると
”渦を巻く”
でいろんな事が起こった、
ということです。
1)「大学院受験プロジェクト」と称して
【渦を巻く】行動をした。
↓
2)参加者のおかげで、私の学びも真剣になった。
かつ、新しい方とのご縁が生まれた
↓
3)受験仲間との出会いがあり
受験のポイントや新たな情報を 得ることができた
↓
4)立教大学大学院生とのご縁も生まれ、
受験対策、先生からの認知も生まれた(かもしれない)
ということ。
そして繰り返しますが始まりは、
『渦を巻いた』
ことです。
そこから、
あらゆるご縁と情報が
もたらされたのでした。
■世の中は、”偶然”でできています。
しかし、スタンフォード大学大学院の
クランボルツ博士はこの”偶然”について
『計画された偶然性理論』
(プランド・ハプンド・スタンス・セオリー)
というキャリア理論を語りました。
これは一言でいうと、
”人のキャリアの8割は
予期せぬ偶然でできている”
しかし、
”その「予期せぬ偶然」を味方につけるためには、
いくつかポイントがある”
と言ったのでした。
ちなみにそれは、こんな内容です。
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<偶然を味方につける5つの要素>
・好奇心:たえず新しい学習の機会を模索し続ける
・持続性:失敗に屈せず、努力し続ける
・楽観性:新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考える
・柔軟性:こだわりを捨て、考え方、態度、行動を変えること
・冒険心:結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こす
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好奇心を持って、
楽観的に、冒険心を持って
でも柔軟に、挑戦を続ける。
手前味噌ながら、
上記の行為はまさに今回の
”大学院受験プロジェクト”の
一連の渦を巻いた行動
であったと感じております。
実際に、予期せぬ偶然、
たくさん起こりましたし。
■行動すれば、何かが起こります。
何も起こらないかもしれません。
でも、何か起こる”可能性”は、
何もしないよりも何十倍にも高まる。
それは間違いありません。
だからこそ、行動が大事。
挑戦が大事。
行動と挑戦は人を巻き込み
多くのご縁と機会をもたらしてくれます。
■少し怖いし、躊躇もします。
それでも”渦を巻く”こと、
強くおすすめしたいです。
私もこれからも、
自分のために、
そして周りのために、
渦を巻きながら、よいうねりを作り出したい、
そんなことを振り返りつつ
改めて思った次第です。
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<本日の名言>
戦いは一日早ければ一日の利益がある。
まずは飛び出すことだ。思案はそれからでいい。
高杉晋作(長州藩士/1839-1867)
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